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無外流を修めるその先に武士道がある

1) 武道、そして居合に興味がある方へ
武道、そして居合に興味がある方がきっとこの項を読んでいらっしゃるかと思います。
自己紹介を兼ねて、無外流居合の面白さをお話したいと思います。

私の武道歴はおそらく財団法人無外流傘下の組織の中でも相当長い方なのではないでしょうか。
私は「空手バカ一代」全盛期の頃から極真空手を30年、途中福岡県道場交流の試合大会で優勝も準優勝も経験しました。
極真空手の試合というのは恐ろしいものです。言わば「殺してやる」と試合場に上がるときには思っている相手と何度も戦う経験をしたわけです。

私が皆さんより一日の長があるとすれば、おそらくそこです。

2) 一対一の実戦には番狂わせはほとんどない
空手の基本をどれだけやっても、「殺してやる」と思う相手の目は恐ろしく思います。

気で負ければ、飲まれてしまいます。

一対一の勝負に番狂わせはほとんどありません。
ですから、相手に飲まれれば、動けません。

基本の突きの稽古では、突いた拳はすぐに引くことを知っていますし、稽古しています。また、腰を入れて突きを入れなければ効かないと誰もがわかっています。

しかし、実際に「殺してやる」と思っている相手を前にすれば、どんなに口が達者で理屈がわかっていてもからだがそのとおりには動きません。
よほど経験を積まなければ、突いた拳は戻らず、

あたかも相手に「これ以上近づかないで」というふうに拳は前に突き出されたままになります。
腰も及び腰になり、後で映像を見たら「こんなはずじゃなかった」とがっかりするほどです。

覚悟を決め、相手の突きや蹴りのときにも眼を閉じることなく、前に出る。
相手の技をさばき、殺し、自分の命をぶつけていく。
それでなければ勝てません。
私はそんな勝負をムエタイの元チャンプとも、キックボクサーともやりました。



▲ご宗家からいただいた奥入書。これで会員から門弟へ。

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